注文住宅における窓の選び方!配置や種類の決め方は?

公開日:2024/12/15  

窓選び

注文住宅を建てる際、窓の選定と配置は非常に重要な要素です。窓は採光や通風の役割を果たすだけでなく、断熱性や防犯性、美観にも影響を与えます。この記事では、注文住宅における窓の選び方と設置のポイントについて詳しく解説します。注文住宅の窓選びに迷いたくない方は必見です。

注文住宅の窓はどんな形?種類と特徴

注文住宅に使用される窓にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。まずは、代表的な窓の種類とその特徴を理解しましょう。

引き違い窓

引き違い窓は、日本の住宅で最も一般的に使用されている窓です。横方向にスライドして開閉するため、スペースを有効に活用できます。また、開口部が大きく取れるため、風通しも良好です。ただし、気密性や断熱性には限界があるため、これらの性能を付加したい部屋には違う窓をつけるのがおすすめです。

掃き出し窓

掃き出し窓は、床から天井までの高さがある大きな窓です。バルコニーや庭への出入り口としても使用されます。開口部が広いため、採光性が高く、室内を明るく保ち、展望も快適です。一方で、ガラス面が広いため、防犯、断熱対策が重要になります。

上げ下げ窓

上げ下げ窓は垂直方向に開閉するタイプで、北米やヨーロッパの住宅でおしゃれな窓としてよく見られます。片手で簡単に開閉でき、下部だけを開けて換気できます。気密性が高く断熱性能も優れているため、省エネ効果が期待できます。

突き出し窓

突き出し窓は、外側に押し出して開けるタイプの窓です。風通しが良く、雨の日でも開けて換気ができるのが魅力です。デザイン性も高く、外観にアクセントを加えられます。ただし、開閉時に外側にスペースが必要になるため、設置場所に注意してください。

注文住宅における窓の配置のポイント

窓の配置は、家全体の快適さに大きな影響を与えます。採光や通風を考慮した窓の配置は、住み心地を向上させるために非常に重要です。

採光のために窓の方角を確認する

自然光を効果的に取り入れるためには、南向きの窓を多く配置することが基本です。南側の窓は、1日を通して安定した光を取り入れることができ、冬場の暖房費削減にも貢献します。一方で、東側や西側の窓は、朝夕の直射日光を受けやすいため、遮光カーテンやブラインドを使用することで、室内の温度上昇を防げます。

室内への通風を考慮する

通風をよくするためにも、風の流れを考慮して注文住宅の窓を配置してください。風は一般的に南から北へ、または東から西へ流れます。対面する壁に窓を設置することで、自然な風の流れをつくれます。上げ下げ窓や突き出し窓など、部分的に開けて風を取り入れられる窓を適宜配置することも効果的です。

景色を楽しむための展望もチェックする

眺望を楽しむための窓の配置も、注文住宅の魅力を引き立てるポイントです。とくに、リビングやダイニング、寝室など、長時間過ごす部屋には、大きな窓を設けて外の景色を楽しめるようにしてください。バルコニーや庭に面した掃き出し窓は、開放感を演出するのに最適です。

注文住宅の窓は性能でも選べる

窓の性能は、住まいの快適さやエネルギー効率に直結します。断熱性や防音性、防犯性など、さまざまな性能を考慮して窓を選びましょう。

断熱性能が高い窓

断熱性能が高い窓は冷暖房効率を向上させ、エネルギーコストの削減に貢献します。断熱性能を高めるためには、複層ガラスや断熱サッシを採用することが効果的です。複層ガラスは、ガラスとガラスの間に空気層を設けることで、熱の伝わりを抑えられます。樹脂製や木製のサッシを使用すれば、さらに断熱性能を向上できます。

防音性能が高い窓

騒音対策が必要な場合は、防音性能が高い窓を選びましょう。とくに、交通量の多い道路沿いや、鉄道の近くに建てる場合は、防音対策が重要です。防音ガラスや二重窓を採用することで、外部の騒音を効果的に遮断できます。防音ガラスはガラスの間に特殊なフィルムを挟み込むことで、音の伝わりを抑えます。寒い地域では、窓そのものを二重にすることもあります。

防犯性能が高い窓

防犯性能が高い窓を選ぶことで、安心して生活できます。防犯ガラスや防犯サッシを採用することで、窓からの侵入を防ぐのが一般的です。ガラスの間に強化フィルムを挟み込んだ割れにくい防犯ガラスを採用することも効果があります。鍵の部分が強化されており、工具を使っても簡単に開けられない構造の防犯サッシも人気です。

注文住宅の窓の設置における注意点

窓のサイズと位置は、採光や通風に大きな影響を与えます。大きすぎる窓は、断熱性能が低下しやすく、小さすぎる窓は採光不足になります。また、高すぎる位置に窓を配置すると外の景色が見えにくくなり、低すぎる位置に配置するとプライバシーが確保しにくくなります。

適切なサイズと位置を考慮して、注文住宅では窓を設置しましょう。注文住宅の窓設計の際には、開閉方式にも注意が必要です。引き違い窓や掃き出し窓は、スペースを有効に活用できますが、気密性や断熱性の低さには注意しなければなりません

一方で、上げ下げ窓や突き出し窓は、気密性や断熱性に優れていますが、開閉時にスペースが必要になります。用途や設置場所に応じて、最適な開閉方式を選びましょう。

まとめ

注文住宅における窓の選び方と設置は、快適な住まいづくりにおいて非常に重要な要素です。注文住宅を建てる際には十分な時間をかけ、専門家のアドバイスを受けながら窓を選びましょう。快適で美しい住まいを実現するためには、窓の選び方と設置を慎重に行うことが求められます。しかし、適切な窓を注文住宅に設置できれば、光あふれる安全かつ快適な空間を作れるでしょう。注文住宅の窓選びに迷った時には、住宅メーカーの担当者に相談することもおすすめです。

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