注文住宅で後悔しない玄関づくりのポイントとは?失敗事例から学ぶ成功のコツ

公開日:2025/08/15  

注文住宅 玄関づくり

注文住宅を建てる際、間取りや設備に目が行きがちですが、意外と見落とされやすいのが「玄関」の設計です。毎日使う場所であり、家の第一印象を左右する玄関は、使い勝手や収納、動線をしっかり考えることが重要です。この記事では、よくある玄関の失敗例をもとに、後悔しないための設計ポイントをご紹介します。

注文住宅の玄関でありがちな失敗例とは?

注文住宅は自由に設計できるのが魅力ですが、玄関は意外と見落とされやすいポイントです。ここでは、よくある玄関の失敗例を4つ紹介します。

スペース不足で動きづらい玄関に

玄関が狭すぎると、複数人で出入りする際に混雑したり、靴の脱ぎ履きがしにくくなったりと、日常生活で不便を感じることが多くなります。また、ベビーカーやゴルフバッグなどの一時置き場もなく、つねにごちゃついた印象になってしまうことも少なくありません。

自然光が入らず昼間でも暗い

玄関に窓を設けずに設計してしまうと、日中でも薄暗くなりがちです。照明で補おうとしても不自然な明るさになり、清潔感や開放感を損ねる原因になります。帰宅時や家を出る際に真っ暗な玄関では、気分もよくありません。

デザインにこだわらず見た目がチグハグ

玄関は家全体の第一印象を左右する重要なスペースです。内装や外観と調和の取れていないデザインにしてしまうと、統一感がなく落ち着かない空間になってしまいます。毎日見る玄関だからこそ、落ち着かない空間にはしたくないものです。

空気がこもりやすくニオイが気になる

玄関は外気との出入口であるにもかかわらず、通気計画が不十分だと湿気や靴のニオイがこもりがちになります。帰宅時に、玄関ドアを開けた瞬間、こもった臭いなどがある玄関は避けたいものです。

注文住宅の玄関で失敗しないために!実用性と快適性を高める選び方

注文住宅では、玄関の設計次第で毎日の使い勝手や住まいの快適さが大きく変わります。ここでは、実用性を重視した玄関づくりのコツを紹介します。

靴やアウトドア用品の収納に便利な「土間収納」

土間収納とは、靴を履いたまま出入りできる玄関横の収納スペースのことを指します。ベビーカーやアウトドア用品、雨具など、汚れやすい物も気にせず置けてとても便利です。室内空間と切り離せるため、生活感を見せずにスッキリした玄関を保つことができます。

ポーチ部分に屋外型収納を設けて使い分けを

室内に十分な収納スペースが確保できない場合や、屋外用の掃除道具やガーデニング用品を分けて保管したい場合は、玄関ポーチに屋外型の収納スペースを設けるのがおすすめです。家の中にもち込みたくない物を分けて管理でき、衛生面や動線面でもメリットがあります。

自然光を取り入れて明るく清潔な空間に

玄関は暗くなりがちな場所なので、採光を意識した設計が重要です。玄関ドアにすりガラスを入れたり、玄関ホールや廊下に小窓を設けたりすることで、日中の自然光を取り込めます。明るい玄関は清潔感があり、来客時の印象もアップします。

快適な空間づくりには「換気設備」も必須

靴や傘など湿気がたまりやすい玄関には、24時間換気システムなどの換気設備を導入すると、空気の流れを確保できてにおいのこもりやカビの発生を防げます。とくに玄関に窓が取れない間取りの場合は、機械換気の導入を検討しましょう。

防犯面にも配慮した玄関設計を

玄関ドアやポーチに採光用のガラスを取り入れる場合は、防犯性の高い素材を選びましょう。すりガラスでも割れにくい防犯ガラスにすることで、侵入対策が可能になります。

また、窓に格子をつけるとさらに安心です。安全性を損なわずに、採光とプライバシーの両立が図れます。

玄関の外観も重要!家の顔としてバランスよく魅せるポイント

玄関は家の第一印象を決める重要な場所です。外観デザインや機能面も考慮して計画することで、見た目の美しさだけではなく使いやすさもアップします。ここでは玄関の外観に注目した設計のポイントを紹介します。

家全体の雰囲気に調和する玄関デザインを

玄関は家の顔ともいえる場所です。外壁や屋根、窓のデザインと統一感をもたせることで、建物全体のバランスがよくなります。異なるテイストを取り入れすぎると浮いてしまうため、素材や色味を合わせて統一感を意識しましょう。

ひさしや屋根の取り付けで機能性と美観を両立

玄関にひさしや屋根を設けると、雨や雪の日の使い勝手が格段によくなります。デザイン面でも建物の外観にアクセントを加え、立体感や奥行きを演出できます。屋根の形状や素材選びも外観全体の印象に大きく影響するため慎重に検討しましょう。

ポスト・インターフォン・宅配ボックスの配置にも配慮を

玄関まわりの設備は使いやすさだけではなく見た目の印象にも関わります。ポストやインターフォン、宅配ボックスはアクセスしやすく、玄関ドアの邪魔にならない位置に設置するのが理想です。配線や配管の隠蔽も含め、スッキリ見える工夫をするとよいでしょう。

まとめ

注文住宅の玄関は、毎日の生活の使い勝手や快適さに大きく影響します。失敗例に挙げたように、狭さや採光不足、収納の少なさ、換気の不十分さなどは住み始めてから後悔しやすいポイントです。これらを避けるためには、土間収納や屋外収納の活用、自然光を取り入れる工夫、換気設備の導入といった実用的な選び方が大切です。また、玄関の外観デザインを家全体と調和させ、ひさしや屋根を設けることで機能性と美観を両立させることも忘れてはいけません。さらに、ポストやインターフォン、宅配ボックスの配置まで細かく配慮することで、利便性がぐっと高まります。これらのポイントを押さえ、玄関づくりにしっかりと時間をかけることで、長く快適に暮らせる住まいを実現できるでしょう。

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