新築なのに寒い！？注文住宅を暖かい家にするには？

住宅で寒さ知らずの生活が送れると思っていたのに、寒くて驚いている人もいるでしょう。また、そのような話を耳にしたことがある人もいるでしょう。マンションと構造が異なるので、木造住宅は寒く感じるといわれています。しかし、適切に対処することで、問題は解消されます。いくつかの方法を見ていきましょう。

なぜ新築でも寒いの？快適性に欠く注文住宅とは

長い間暮らすことになる住宅で、寒さを感じながら生活を送るのは辛いものがあります。マンションよりも寒いといわれていますが、きちんと対策を講じることで、寒さを解消できます。

マンションよりも寒い

構造による違いにより、一般的にはマンションよりも寒く感じるといわれています。木造住宅よりも、鉄筋コンクリート造の方が気密性は高いからです。注文住宅で快適な生活を送りたいと考えていたのに、寒さに悩まされるとは思っていなかったということにならないように、対策をきちんと講じましょう。

間取りの影響を受けている場合がある

住宅では、暖房効率が悪い間取りになっている場合もあります。たとえば、最近人気を集めている、天井を高くした室内や吹き抜けのある空間は、空気が室内全体に行き渡らなくなる可能性があります。そのため、エアコンを稼働させても、室内が効率的に暖まらないので、エアコンの稼働時間が長くなり、省エネにならなくなります。

さらに、窓枠や窓ガラスに使用している素材も、室内が暖まらない原因になっている場合があります。少しでも効率的に室内を暖めたいと考えている人は、打ち合わせの段階から、スタッフにそのように伝えましょう。暖かい空間を実現するために、サポートしてくれます。

寒暖差は住宅の耐久性にも良くない影響がある

エアコンで室内を暖めているときの温度と、エアコンを稼働させていないときの温度の差が激しいと、住宅の耐久性にも、よくない影響を及ぼします。寒暖差による影響で、結露が発生するからです。結露を放置していると、やがてカビの発生につながります。

カビは空間が汚く見えるだけではなく、人間の呼吸器にもよくない影響を与えます。また、住宅を支えている構造材の、腐食の原因にもなってしまうので、できる限りそのようなことにならないようにしましょう。1年中快適な空間を作ることが大切です。

暖かい注文住宅にするためにどうやって工夫する？

できる限り費用を抑えたい人に、おすすめの方法もあります。また、間取りを工夫することで、エアコンの効率性を高めることも可能です。

エアコンが効きやすい間取りにする

シンプルな四角形にするのがおすすめです。吹き抜けや天井が高い空間にこだわりたい場合は、スタッフに相談して、エアコンの効率が低下しないような提案をしてもらいましょう。四角形の場合は、エアコンから離れた場所にいても、室内が暖かいので快適に過ごせます。

断熱性を高める

エアコンを、常時入れておくのが難しいときもあるでしょう。電気代を考慮すると、常時入れておくのをためらう人もいます。エアコンだけで暖かい空間を作るのではなく、住宅の断熱性を高めるとよいでしょう。1年中快適に過ごせるようになります。こちらは、打ち合わせのときに、設計図を確認しながら、住宅のどの場所に断熱材を入れているのか確認する必要があります。

窓の寒さ対策を行う

外壁や天井などの対策を考える人は多くいますが、意外と盲点になっているのが窓です。実際、熱が出入りするのは、半分が窓であるといわれています。そのため、窓ガラスやサッシなどの断熱性能を高めるのが効率的でしょう。追加費用が発生する場合がありますが、ペアガラスや樹脂サッシなどを採用しましょう。これにより、エアコンで暖めた空気が室外に逃げることなく過ごせます。

床暖房を導入する

エアコンの暖かさに苦手意識を持っている人もいるでしょう。頭がしんどくなる人も多くいます。そのような人は、床暖房を導入しましょう。足元を暖めることで、健康にもよい影響を及ぼします。ただし、予算オーバーにならないように気を付けてください。

厚めのカーテンを採用する

足元から入る冷気が、カーテンによって遮断されるので有効です。この際、床まで届く長さのカーテンにしましょう。できる限り費用を抑えたい人におすすめです。

断熱性の高い家で一年中快適に過ごそう！

日本には四季があります。どのような季節でも快適に過ごせるように工夫が必要です。

住宅にマッチした断熱材を採用する

木造住宅の場合は、アクアファームやアイシネンなどの、断熱材を採用しましょう。気密性も高めることで、夏は涼しくて冬は暖かい住まいを実現できます。また、室外の騒音が聞こえにくくなるので、快適に過ごせるようになっています。長い間暮らすことになるので、快適性を重視した住まいを建てましょう。

まとめ

住宅で暖かく過ごす方法を紹介しましたが、寒さを感じる冬だけではなく、そのほかの季節でも快適に過ごせるようにしなければいけません。そのためには、1年中快適に過ごせるように、断熱性能を高める必要があります。夏は涼しくて、冬は暖かい室内で過ごせると、ストレスを感じにくくなります。体調も崩しにくくなるでしょう。断熱材について分からないことがあれば、スタッフに相談してください。

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